
「稼ぐ小国」とは日本のことかと思ったら、そうでもあり、そうでもなかった!
この本で「稼ぐ小国」とは、
・スイス
どの国も人口1000万人以下だが、一人当たり GDP で全部トップ10入り!
(日本は円安の影響が出ているとはいえ、今年38位… )
これらのそれぞれの特徴を分析しつつ、最後に日本が今後 打つべき手 について議論するという本!
ではこの6カ国について、各国を簡潔にまとめてみる
独仏に挟まれた小国ながら、金融などのフィンテック企業が強く、越境労働者も多い
EUから稼ぎ、アメリカに支払う。グローバル製薬企業関連でコロナ期に急成長
・スイス
クオリティ戦略(時計、ネスレ、ノバルティス、ロシュ、シーカ=シーリング他)を徹底。
経済をセンターに置きオープンなイメージの一方、政治的には極めて「閉鎖的」→変革中…
漁業が盛んな一方、気候を生かしたデータセンターを多数招致。地熱が 吉 でもあり 凶?
人材の質を高めつつ働かせ上手、かつデジタル上手
詳しくは本をお読みいただくとして上記を踏まえた上で、日本のあるべき方向性とは?
当ブログが刺さった部分をいくつかご紹介したい
・やたらKP I を設定したがる割には、その数字が何を目標に設定され、数字を達成何が得られるか明らかでない(政府、民間ともに)≒ 質よりも量を求める姿勢
・このように企業の挑戦を引き出す産業政策を図る、成長志向の強い政府が必要
一方で実は当ブログ的に最も刺さった部分が以下。
(あくまでも仮説の1つではあるとはいえ)
~ 時短政策 と 成長の関係 ~
「仮に日本における労働者1人あたりの平均労働時間が1990年と変わらない場合、2019年の 日本・アメリカ・イギリス等の1人あたりの実質GDPの順位はどうなっていたか」
結論 = 日本が1位(汗)
実際には 円安 が 一人当たり GDP 低下の最大の理由だとは思うが、上記は面白い仮説ではないか?
結論:耳が痛い部分を多く含みつつ、確かに一説としてはアリかもなと思わせる「日本の在流べき姿 議論」