
原題は、L'APPEL DU 18 JUIN
NHK/FTD・BORÉALES(フランス)の国際共同制作。
たまたま再放送(本放送は1W前)を、ちょうど本「憎悪の世紀 下巻―なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか」を読んでいる事もあって、ドキュメンタリーかなという程度の認識で見始めたら、これが非常に面白いドラマだった。
ので、ご紹介(拾い物と言っちゃあ失礼かな....)
第二次世界大戦が、いかに薄氷のような交渉の中、スレスレのところで勝利しているか、がわかる内容。
ドイツ軍電撃作戦による侵攻によってパリが陥落(1940年6月)
フランスはナチス・ドイツの占領下に置かれ、政府はボルドーに逃れた。
ここで何と!政府はドイツと「休戦条約を結ぶ」ことを決定。
異議を唱えたのがシャルル・ド・ゴールは、撤退するイギリス将校とともに、単身ロンドンへ。
そこでイギリス首相チャーチルにかけあい、BBCでのラジオ演説で徹底抗戦を呼びかける。
これが、レジスタンス運動の出発点となったわけだが、この裏話がドキュメントされている。
万一、フランスがドイツと条約を結んでいたら、歴史が変わっていたかもしれないと思うと、ゾッとする。
歴史に突き動かされて動いたド・ゴールを、ヒーロー視することを抑えた演出がニクい。
チャーチルが彼を説得する言葉にも痺れるし、ド・ゴールの声明内容もやはり素晴らしい。
映画ではなく、テレビ・ドキュメンタリーの抑えめの演出が、実はこの内容にあっているのかもしれない。
今回が再放送だったので、次の放送は当分ないとは思う。
が、そういう機会がきた時は、改めて「お勧めコンテンツ」として、当ブログでも紹介したいと思う!