
銀座を歩くと、年々海外からの訪日客が大激増していることを肌で感じる。
中国のVISA緩和と円安がその原因だと考えていた。
が、それだけではないらしいことをこの本で知る。
2014年の国別ベスト5は、
1.台湾(260.3%)
2.韓国( 88.8%)
3.中国(436.8%)
4.香港(255.9%)
5.米国(136.0%)
(比率 = 2014/2003)
全体の66%が東アジアとも言われる一方、東南アジア(ASEAN諸国)が激増。
東南アジア(ASEAN諸国)とは、タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー・ブルネイ・東ティモール。
2003年と比較すると、このエリアから3.6倍も来日しているとのこと。
つまり結論は、訪日客が大激増しているのは、中国とASEAN諸国の中間所得層が激増、が現在の現象。
その焦点である中間層は、中国で3億人、ASEAN主要3か国で1億人、と拡大中。
2020年には、中国で6億人、ASEAN主要3か国で1.8億人が見込まれているそう。
つまり、日本へのインバウンドは、まだまだ拡大していくだろう、ということだ!
と、いいニュースが連続した後、以下のような指摘も。
「日本はそれでも観光後進国」
日本の1000万人に対し、フランス=8300万人、アメリカ7000万人、スペイン6000万人…
日本は世界的には、やっと世界27位!
ここまでが第1章。
第2章からは、この大波が引き起こしている現象を、まずホテル業界から。
次の3章では我々が考えるのとは違う感性で動いていることを、外国人が選ぶ日本の観光地TOP30から解き明かす。
4章はそのニーズへの解決策を、5章は地方創生の視点から、最終章6章はニッポン視点から。
と好調な読書が続いたが、最後の最後だけは ビックラこいた。
東京都の一部エリアを「英語特区」化するという発想を提案している!
当ブログ的にはちょっと受け入れがたい意見ではある、が面白い議論ではある(笑)
結論:現在の日本でのインバウンド現象を手早く理解できる参考書として、個々人が動く方向を考えるヒントになる点で、マル。