
GWということで何冊が読破中なのですが、そのうちの一冊を。
Apple創世記をまとめるものの、首になりその後PIXARとかかわり,DisneyとつながりつつAppleへの復活を果たし、iPodのプロジェクトで音楽業界を再編成するとともにDisneyを翻弄し取締役になり、さらに今度は携帯電話メーカーまで震撼させる男、スティーブン・ジョブズ。
彼を描いた「 iCon 」を前に読んだ感想を一言でいうと「超強力なネゴシエーター」(スティーブ・ジョブズ iCon(本)感想。 Apple,PIXAR,Disneyファンは必見か。 2006-09-24)
この彼の強烈さをクローズアップしたのが、この本「スティーブ・ジョブズ神の交渉術」(著者は、竹内一正氏。)
なんともスゴいタイトルですねえ!
彼の常識はずれの行動を読み進むうち、「神」というよりは「悪魔」にしか見えなくなってはきますが....
わかっているつもりでも、コンパクトにダークサイドが次々と列挙されていくと、一人のAppleファンとしてどうしても落ち込んでいく自分に気づいてしましました。
「 iCon 」でもほぼ同じ様な内容が表記されてはいたのですが、人非人な部分だけ抜粋して提示されるとさすがにまいります。
そんな中、別の平行して読んでいる本にもちょうどスティーブン・ジョブズのコメントを載せている記述があり、「神」本にない表現で「なるほど」とナットクさせられた的確な内容がありましたので、ちょっと引用しますと、
「平均的な能力と最高の能力との格差はせいぜい1:2に過ぎないが、コンピュータ関係の創造的な分野では、この格差が1:50にも1:100にもなる」
これはめちゃめちゃな彼の行動の理由について、いい答えになりますね!
この「神」本にも、スティーブンが学生向けにしているオモシロイ表現が最後の章に。
「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」
つい最近に日経新聞で、Appleの今後を予測する記事がありました。
3つのリスクについて言及していますが、スティーブが経営から手を引いた場合のリスクがそのひとつとして上げられています。
ただし、彼はまだ若いですし、誰も止められないことと(笑)、上記の学生に贈った言葉を彼が実践してきたことからするとそんなことはありえないと思います。
彼にとっては、何かを成し遂げることがDriving Forceであり、名誉でも金でもないからです。
たのもしいといえばそうだし、恐いともいえる存在かなと...