
このジャンル(i-pad、i-phone、i-pod、i-tunes)ではとても久しぶり、のアップ。
その経緯は…
その時思わず「Jobsがいれば… We wish you were here…」とリプライ。
で、急にジョブズの偉業を振り返る本を一気読みしたくなったのだ!
読んだのは「スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで」(上)(下)
だが本の感想というより、注目点が明確過ぎ、いつもの「読後評」にはならない…
その注目点とは。。。
始まりは、2001年 10月の携帯音楽プレイヤーiPod。
それまでジョブズがAppleでやっていたのは、ぐちゃくちゃな商品ラインを整理し、デザインを一新させ、カラーをそろえるというレベルだったから。
iPodは当時、技術的にはたいしたことなかったハードディスク・プレイヤーを、音楽ファンの立場に立って、Re- innovationしたもの。
これは1970年代にSonyがWalkmanでやってのけたことに非常に近い。
その前に先行し、 iTunes初版というプラットフォームを世に出したのも非常に戦略的。
その後の流れをざらっと時系列に並べてみる。
2001年 1月 iTunes初版発表
2001年 10月 iPod初版発表
2003年 4月 iTunes Music Store発表 価格は一律1曲99セント。開始後1週間足らずで100万曲を販売。
2004年 7月 iTunes Music Storeの販売1億曲を突破
2005年 8月 iTunes Music Store in Japanが販売を開始 4日間で100万曲の販売を達成。
そして次のレベルの革命が。
2007年 1月12日 i-Phone発表(アメリカ)
つまり興味の中心は、2001年1月 iTunes 10月 iPod発表から 2007年 1月 iPhone発表までに、どうジョブズ及び社員が協働して結果を出したか。
というわけで本の中で、この部分に言及しているところを2つに絞り、ピックアップしてみた。
このため「上」でなく「下」からの引用となる。
1. iTunes を手持ちCDの管理ソフトから、オンライン販売に移行する際のエピソード(p112-)
購入に際し、購入の記録 → 金額回収 かつその購入した音楽がその個人のみに帰属する方法の模索。
請求が実はややこしく、一曲単位の購入が主流になりつつあり、少額にクレジットカードで対応できなくはないが、それでは収益に繋がらない。
→ そこで、あのプリペイドカードを考案。
→ iTunes Music Storeをサイトにするのではなく、アプリケーションにして個人に紐づける。
(以上、エディ・キューのチームのアイデア)
また iTunes Music StoreをMacのみのアプリケーションにした短期的なメリットが。
→ まだ当時Macは小さな市場だったため、音楽関係者との交渉がやりやすかった。
2. i-Phoneの操作系の基本になった、マルチタッチスクリーンの誕生過程(p146-)
グレッグ・クリスティーとバス・オーディングが担当(2004年)
「ジャンボトロン」と当時アイブが名付けたこの技術をスティーブにみせることを決意。
(ただしこの当時、ジャンボトロンは巨大過ぎ、卓球台サイズ。タブレットがせいぜい?)
「あの技術は棚上げにしたい」
(アイブス ?!?!?)
「タブレットが価値のある商品だと世の中に納得してもらえる自信がないんだ」
「でも、もっといい電話が欲しいという話なら納得してもらえる」(!!!)
そこでスティーブはニュートンとパームにかかわったエンジニア、トニーファデルに見せる。
彼の反応は「確かに面白い技術だが、卓球台をポケットに入る機器まで小さくするのは大変」
スティーブのリアクションは…
「音楽と電話をひとつにするのは、もうやったよな。
今度は電話のスクリーンをマルチタッチインターフェイスにする方法を考えろ。
すごくクールで、すごく小さく、すごく薄い電話を作れ」
この天啓は25年前にゼロックスでMacの基本「ユーザー・インタフェイス」を目撃した事件に近い、と本は記述。
タイミングは、2005年1月頃に下された決断!
今回、「スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで」の中から当ブログが知りたかった部分を抽出した。
実はまだ、ウォルター・アイザックソン著のアレは未だ読んでいない...
もし上記の視点で更に得られるものがあるなら、いつか挑戦してみたいとは思っている。
最後にもう一度、この言葉を言わせていただきたい。
スティーブン、あなたのおかげでよりエキサイティングな21世紀冒頭10年を過ごせたよ。
本当にありがとう。