
あるサイトで批判的に書かれていたので一瞬躊躇したのですが、手を出してしまいました。
このブログでもipod itunesというカテゴリーを設けているくらいの私なもんで...
タイトルは、「iPodは何を変えたのか? 」
著者は、スティーブン・レヴィ氏。その感想をば。
日本語版の初版は今年4月。
実は、あの9・11の翌月に発表されたiPod。
その発売前後のドキュメントからはじまります(第1章 パーフェクト)、
今にして思うと、もしそのころからブログをやっていたら、きっとそのへんの発売後の実感そして感動も継続して書いて記録していたのだろうなあなんて思わせます。
1982年のUSフェスティバルの際、「グレイトフルデッドと朝食を」というイベントでジェリーガルシア(!)が宣言した言葉「テクノロジーは新しいドラッグだ」という名言を引用しつつ、iPodの「自分の総ライブラリー所持」そして「シャッフル機能」などが所有者にどういう刺激を与えているのかを論述しています。
ウォークマンは音楽を家から飛び出させ、「外」で自分の好きな音楽を楽しむトリップ?を実現したある意味「革命」だったわけですが、その開発時の話からヒットに至るまでの経緯を紹介しており、かなり読ませます。
そして、iPodが「外」に加え「自分の総ライブラリー所持」そしてその延長上で起る「自分の好みの音楽をシャッフルする楽しみ」が現在の世の中を席巻し、「現象」とまで呼ばれるまでになった理由を解き明かします。
(第2章 パーソナル、第4章 クール、6章 アイデンティティ、第8章 シャッフル など)
そうとうおもしろいiPodの開発過程(第3章 オリジン(起源))、itunesと音楽界との交渉過程(第5章 ダウンロード)、ポッドキャストについて(第7章)というような章もあり、おおむねiPod WORLD を紹介しているのではないかと。
現在のこの現象を実感している人、あるいは興味がある人にはぜひお勧めです!
そして蛇足でいうと、もうすぐアメリカで発売されるはずのi phoneもタノシミ!
ここまでの影響力はないだろうけれども。