
1942年、ナチス占領下のパリ。
ユダヤ人一斉検挙がフランス警察によって行われ、競輪場に集められ迫害を受けた後、収容所に送り込まれ 死に追いやられていた。
この重い事実をネタにした映画(ヴェルディヴ事件)
最近でいうと「黄色い星の子供たち」 LA RAFLE(2011-07-21 アップ)が同じテーマで既に鑑賞済だったので、公開時にパスしてしまい DVD鑑賞。
だが、あちらがこの迫害の歴史を追う ストレートな作り(それはそれでアリ)だったのとは違い、こっちはもっと手が込んでいた。
主人公は、パリで暮らすアメリカ人女性記者。
このヴェルディヴ事件を取材するうちに、ちょっとしたきっかけから 1人の少女サラの運命をたどることになる。
その周辺人物たちに、それぞれの立場でそれぞれ「味」があり、主人公の心情にも影響を与えていく。
物語は、こうして現在と1942年~を行き来するうちに、ラストに向かい高まっていく構造だった。
ここの畳み掛け方において、非常にお気に入りの一本に。
全世界で300万部を超えるベストセラー小説をうまく料理した結果なのだろう、きれいに感動させられた。
世間的にはあまり高評価をみかけないが、自分的には 今年のベスト10にランクインしそう!
(あくまでも極私的なベスト10なので昨年末公開とはいえ、多少のズレはOK 笑)